25万分の1地形図
今回はたくさんの地図を持参しましたが、このスウェーデン官製地形図25万分の1図が非常に役立ちました。今回行った場所は、自動車で行ける場所では、恐らスウェーデン最奥の地です。
氷食地形の中を進む
なだらかな丘の連なるラップランドの地形を離れ、ノルゥエーとの国境山脈へと分け入っていきます。次第に切り立った氷河に削られてできた岩山が迫ってきます。
U字谷と湖
突然展望が開け、美しい湖の湖畔に出ます。この湖はアッカヤウレといって、氷河の削ったU字谷にできた細長い湖です。スカンジナビア山脈がもう少し低かったら、海水が浸入し、フィヨルドになったはずです。
対岸の氷河
標高の高い山にはまだ氷河が残っています。登山者はこのあたりまでバスで入り、対岸に船で渡って、1週間以上のトレッキングをスタートします。
地の果ての風景
湖に別れを告げ、更に標高をあげると、岩と草ばかりの荒涼とした景観になります。これがスウェーデンの風景とは信じがたく、中央アジアの高地のようです。NHKの取材班にでもなった気分でした。
果てしないダート
道は一直線に北へ延びています。何も目標にするものが見えないので、ただただ走りました。左の×印は、冬季のスノーモービル用の標識です。