低い空のオリオン座
北緯70度付近では、北極星はほとんど頭上に見えます。日本では冬にはみられない白鳥座も、このへんでは周極星(24時間365日沈まない恒星)になり、夜なら常に見えます。逆に天の赤道(赤緯0)より南の星はほとんど見えません。オリオン座も地平線近くを這うように現れて、すぐに沈みます。
(オリンパスデジタルカメラで撮影)
The Orion in the low altitude
夜半に現れたオーロラ
今回はオーロラ撮影のために、3台のカメラを持参しています。普通のカメラでは帰国して現像するまで結果がわからないので、デジタルカメラでも撮影を試みたのです。昨夜は極めて美しいオーロラがほぼ一晩中見えていました。雲のようにも見えますが、雲でない証拠に背後の星が透けて見えています。
(オリンパスデジタルカメラで撮影)
Northern Light in the midnight
街の上空のオーロラ
昨夜の前半はオリンパスのデジカメで30枚ほどかなりいい写真を撮ったのですが、画像が特殊な拡張子で、専用のソフトがないと読み出せないことに気づき、後半はJPEGモードで撮影しました。しかし午前0時を過ぎていたので、オーロラは明らかに衰退。それでも街の上でさえ、よく見えていました。前半のいいほうの写真は、帰国してからお届けします!!
(オリンパスデジタルカメラ+ワイドコンバーターで撮影)
Northern Light on Gallivare city
自動車の温度計
この日の最低気温は零下31度でした。私の経験ではこのあたりは寒くなるほどよく晴れて、オーロラも鮮やかに見えます。しかし零下30度以下では、呼吸にも注意が必要です。金属などに素手で触れることも危険です。
The Thermometer in the Car