ナルビクの街へ
吊り橋を渡って20分ぐらいで、ナルビクに着きます。小さな街ですが、北部ノルウェーでは大都市といっていい賑わいを見せています。
海の街ナルビク
ナルビクは港町です。水産業、海運、鉄鉱石の積み出しなどが主な産業です。大規模なショッピングモールや空港もあり、生活には不自由ななさそうです。
ナルビク駅
鉄道も国境を越えてやってきます。ここから出る列車は全部スウェーデン行きなので、実質的にはスウェーデン国鉄の終着駅といってもいいでしょう。ナルビクにはキルナからの鉄鉱石を積んだ貨物列車が昼夜を問わず入り、船に積み込まれます。ナルビクは、北海に面した領土を持たないスウェーデンにとって、外港的な役割を果たしているのです。
アンケネス教会
ナルビクの郊外に、何ともかわいい教会をみつけました。ちょうど集会が始まったらしく、鐘の音が青空に響き渡っていました。

アンケネス港灯台
湾を挟んで、ナルビク市の対岸にある漁港の灯台です。何かとてもかわいらしく、ムーミンでも住んでいるようでした。
ヘリャングス・フィヨルド
漁港からはナルビク市が面している湾が一望できます。これも大きなフィヨルドの一部で、ヘリャングス・フィヨルドといいます。その枝湾にもそれぞれ、何何フィヨルドと名前がついています。それにしても、池のようにおだやかな海面です。