北極圏旅行記 2001
「北極圏での運転について」

凍てついた道を運転するのは怖いと思われがちですが、気温が低い為に道はカチカチに凍り、ほとんどスリップしません。スピードに注意すれば安全に走行できます。


冬の北極圏の道です。100キロ走っても対向車は数台です。通常は道の真中付近を走り、右の路肩の積雪にハンドルをとられないように注意しましょう。昼間でも点灯が原則です。制限は110キロ(市街地に近づくと90キロ・70キロ)ですが、70キロ走行が無難です。地元の車はビュンビュン抜いていきます。



気温は時に零下30度を越えます。運転席と助手席にはシートヒーターが装備されていますので、暖かです。ただしフロントガラスの結氷に注意。


 
駐車場には必ずこのようなコンセントがあります。バンパーのコンセントと、専用のコードで繋いでおきます。



こうしておくと、足元のヒーターが車内を暖め、窓やドアの結氷も防ぎます。



ドライブ中の休憩や風景写真の撮影は、約1キロ置きにある「P」を利用します。急ブレーキは危険なので、エンジンブレーキでゆっくり減速します。



ドアミラーに写る針葉樹。